台湾にも四国霊場があったことを知っていますか?

2023年 11月 01日(水曜日) 12:30

1.台湾ウォーキング(https://taiwanwalking.com)では、台北市内に残る写し四国霊場の記事を2023年11月1日に全4回分を公開しました。

台北新四国八十八ヶ所霊場1番札所台北天后宮の弘法大師像と石仏
https://taiwanwalking.com/taiwaninfo/sightseeing/shinshikoku/

2.日本の四国にある四国八十八ヶ所霊場のことは少なくても聞いたことがあるという人は多いと思います。

四国にある弘法大師ゆかりの寺院を巡拝する霊場ですが、現代では四国に行くことも難しくないですし、車を使えば数日で結願できてしまいます。

かつては四国に行くことすら難関でした。そこで全国各地に四国八十八ヶ所霊場を模したご当地の小さな霊場をつくりました。写し四国、新四国、地四国などとも呼ばれるこれらの霊場は今でも北海道から九州まで130ヶ所以上存在します。

しかし台湾にも写し四国があったことはほとんど知られていません。

日本統治時代1925年から終戦の1945年まで台北にあった霊場が「台北新四国八十八ヶ所霊場」です。

日本の四国霊場の各札所のご本尊を彫った石仏を市内に配置して、巡拝していました。

終戦後には事実上廃絶されましたが、いくつかの当時の石仏は現存しています。そんな残された石仏を調べに筆者は台湾に行きます。

情報が非常に少ない台北新四国八十八ヶ所霊場ですが、今回愛媛大学の四国遍路・世界の巡礼研究センター様から情報を提供していただき、それを元に再調査。現在確認されている石仏の所在なども最新版にアップデートし、掲載しています。

全4回の記事中には日本のメディア初公開となる石仏もいくつかございます。

3.この記事は四国遍路関係者および経験者だけでなく、台湾関連メディア様、旅行企画会社様、出版社様などにもぜひ見てもらいたいと思います。
貴重な歴史的遺物であるとともに、そのアピールの仕方によっては新たな観光資源にもなり得ると思ったからです。

4.お問合せは台湾ウォーキングの最下部にあります「お問い合わせ」

登録者:nobuting

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