がん患者と一人暮らし高齢者へ支援イベントを実施。新天地ボランティア団と韓国老人福祉ボランティア会

2023年 11月 18日(土曜日) 13:25

2023年10月30日、老人の月を迎えた韓国では、韓国老人福祉ボランティア会と新天地ボランティア団が「がん患者と独居の高齢者100人支援分かち合いイベント」を実施し、生活物資の支援などを行いました。

韓国では毎年10月になると老人の月を迎え、各界各層でお年寄りに仕える敬老慰安行事、独居の高齢者への訪問など、孝行文化の拡散のために多くの団体が努力します。

こうした中、(社)韓国老人福祉ボランティア会全州市支会(以下、韓国老人福祉ボランティア会)と新天地ボランティア団全北連合会全州市支部(以下、新天地ボランティア団)が2023年10月30日、全州市徳津区庁大講堂で「がん患者と独居の高齢者100人支援分かち合いイベント」を行いました。

様々な団体から支援物品が送られて行われた分かち合い行事には、米、ラーメン、タオル、歯磨き粉、飴などの生活必需品をはじめ、沈香丸(健康食品)、腰サポーターなど高齢者に必要な物品も支援されました。

特に新天地ボランティア団の会員たちがこの1年間、捨てられる衣類、古い本など、古紙、古着を集めて処分して得たお金で支援物品を購入し、環境保護にも一役買ったとのことです。

韓国老人福祉ボランティア会のソン・ミョンホ支会長は「着実に奉仕活動を推進しながら、どの年よりもやりがいのある分かち合いイベントを開催できて嬉しい」とし、「新天地ボランティア団のメンバーが心を尽くして1年間丁寧に古紙や古着を集めたことに深い感銘を受けた。これがボランティア活動をやめられない理由だ」と伝えました。

社会貢献と地域経済活性化のために、23日に新天地トマス枝派全州教会とMOUを締結した全州韓屋村商人会のイ・ソクドン会長は「今日の分かち合いイベントでとても感動したことは、地域の高齢者のために新天地ボランティア団メンバーが心を合わせて財源を用意したということであり、ほとんどのメンバーが信仰をする立場であると聞いたが、天の大きな祝福を受けるだろう」と称賛を惜しみませんでした。

一方、新天地ボランティア団は、新型コロナウイルス感染症の影響で中断されていた奨学金の支給も推進していることがわかりました。

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