ビザ新設で注目の「デジタルノマド」を香川・琴平町に誘致 コワーキングスペース併設の職住一体型施設「Kotori」をオープン
2024年 3月 01日(金曜日) 15:39
近く新設される「デジタルノマドビザ」の発給に先駆けて琴平バス(香川県仲多度郡琴平町/社長:楠木泰二朗)は、中長期滞在を可能とした職住一体型の宿泊施設「Kotori(コトリ)コワーキング&ホステル琴平」をオープンしました。
リモートワークをしながら世界を廻る「デジタルノマド」の人達に、日本国内で最長6ヶ月間の滞在と就労が可能となる在留資格許可証「デジタルノマドビザ」を発給する新制度が、年度内にできる見通しとなりました。
琴平バス(香川県仲多度郡琴平町五條1045-1/社長:楠木泰二朗)では、これに先駆けて昨年1月、デジタルノマドなどの受け入れを目的に、中長期滞在を可能としたコリビング(職住一体型施設)を高松市内で開業。このたび2棟めとなる「Kotoriコワーキング&ホステル琴平」を2024年2月28日、琴平町内にオープンしました。
■「デジタルノマドビザ」発給に先駆けて
当社では2017年、琴平町内に訪日外国人客向けの民間観光案内所として「ツーリストインフォメーションKotori」を開設しましたが、コロナ禍の観光客減少によって一旦リセット。昨年1月に高松市田町の当社所有建物をコワーキングスペース兼宿泊施設「Kotoriコワーキング&ホステル高松」として再始動しました。
当時世界的に「デジタルノマド」の増加が話題となっており、日本でも在留資格の制度化が検討され始めていたことから、当社では香川県でも海外のデジタルノマドや国内のリモートワーカーの拠点となる施設が必要になると考え、琴平町の金刀比羅宮参道沿いにある自社所有建物をリノベーションし、準備を進めてきました。
国内のノマドワーカーのみならず世界中のデジタルノマドたちを香川県・琴平に誘致し、彼らの情報発信や消費を通して地域経済を活性化させるべく、このほど改修工事を終えて新たな「Kotori」をオープンします。
JR琴平駅、琴電琴平駅から徒歩で10分あまり。宿泊用の客室は個室から最大10人部屋まで8室。基本宿泊料金は1人1泊3,500円から。長期滞在の場合は割引があります。専任のスタッフ(コミュニティマネージャー)が常駐しているので、気軽に何でも相談いただけます。
■デジタルノマドを誘致する理由
「デジタルノマド」は、インターネットとデジタル機器を活用して世界各国でリモートワークしながら暮らす人たちを指し、職種はIT系エンジニアやデザイナー、ユーチューバー、コンサルタントなど多岐にわたります。
先般の政府発表によると、日本のデジタルノマドビザ発給要件は、外国の公的機関や企業と契約して収入を得ている人で(1)在留・就労期間6カ月、(2)査証免除対象国、(3)年収1000万円以上、(4)民間医療保険加入者などとなっています。こうした人たちは一般的な旅行者と比べ1か所への滞在期間が長く、平均所得も高いため滞在地および周辺での消費額は一般の観光客より多い傾向があるとのことです。
「Kotori」において、多様な国・地域・職種の人々が働きながら長期滞在してもらうことで、日常生活に関わる様々な消費のほか、地元の人たちとの交流が生まれ、琴平町の地域経済にプラス効果をもたらすとともに、地域のファンやリピーターとして関係人口の創出にもつながることが期待できます。
また、外国人のみならず日本人のノマドワーカー、リモートワーカー等にとっても滞在しやすい環境の整備を行い、多様な人たちが交わる場を作ることで、新たなイノベーション創出の可能性も高まります。
■琴平町で長期滞在を可能にするための環境整備
(1)金刀比羅宮表参道エリアの改修
地域のコアエリアである金刀比羅宮の表参道エリアは近年、店舗や宿泊施設などが外観改修を進め、門前町の趣が増し、長期滞在者にも満足度が高い環境を整えています。
(2)第二のコアエリア、新町商店街地区の「地域丸ごとホテル化」事業
新町商店街周辺に複数ある空き家をゲストハウスとして再生し、コンシェルジュ機能を持つ中核拠点を中心に、宿泊施設やレストラン等を水平的にネットワーク化し「地域まるごとホテル」へと変えていくプロジェクトも進行中です。
(3)関係人口創出へ新たなコンテンツ開発
関係人口を創出するために開発したコンテンツの情報発信・UGC(消費者によって生成・発信される情報コンテンツ)の発信に取り組み、継続的な集客力強化と関係人口の創出に取り組む。ノマドワーカーの滞在者向けワークショップや情報発信なども積極的に行います。
(4)滞在日数の延長 「観光地から滞在地へ」広域連携の推進
近接エリア(三豊・三好など)と連携して回遊性を高め、広域連携地域内での滞在日数延長を目指します。
(5)デジタルノマドの聖地化/長期滞在可能な環境整備
「Kotoriコワーキング&ホステル琴平」をノマドワーカーや他施設への宿泊者にも活用いただく。単に働く場所としてだけではなく、地域コミュニティとの結節点として運営していきます。
■代表取締役 楠木泰二朗より
琴平は「一生に一度はこんぴらさん」と呼ばれる全国的な知名度も高い観光地ではありますが、瀬戸大橋開通以降、観光客数は減少傾向にあります。コロナ禍を経験し、町の事業者と共に「一生に一度ではなく、何度も訪れたくなる町」という新たなコンセプトを掲げ、ファン・リピーター・関係人口の創出に取組んでいます。具体的には日帰り・1泊ではなく中長期で滞在して頂く事で地域住民や事業者とのコミュニケーション機会を増やし、琴平で友達を作って帰って頂く事が最も重要だと考えております。
「Kotoriコワーキング&ホステル琴平」では中長期滞在可能なターゲット層として、世界3500万人・市場規模約110兆円に上り益々拡大するといわれている「デジタルノマド」に着目し、琴平を「デジタルノマドの聖地」として語られる町にすべく、官民連携して取り組んで参ります。来年には瀬戸内国際芸術祭、大阪万博なども控えていることから、多くの方々が海外から琴平に訪問・滞在していただけることを期待しています。
【会社概要】
企業名:琴平バス株式会社(高松営業所)
所在地:香川県高松市朝日町5-4-18-1F
Tel:087-823-5678
URL:https://www.kotobus.com
代表取締役:楠木泰二朗/資本金:6,000 万円/設立:昭和31年9月/主たる事業:貸切バス、高速バス、タクシー、旅行業
【お問い合わせ先】
企業名:琴平バス株式会社
TEL:090-8696-5095
MAIL:y.ishida@kotobus.com
リモートワークをしながら世界を廻る「デジタルノマド」の人達に、日本国内で最長6ヶ月間の滞在と就労が可能となる在留資格許可証「デジタルノマドビザ」を発給する新制度が、年度内にできる見通しとなりました。
琴平バス(香川県仲多度郡琴平町五條1045-1/社長:楠木泰二朗)では、これに先駆けて昨年1月、デジタルノマドなどの受け入れを目的に、中長期滞在を可能としたコリビング(職住一体型施設)を高松市内で開業。このたび2棟めとなる「Kotoriコワーキング&ホステル琴平」を2024年2月28日、琴平町内にオープンしました。
■「デジタルノマドビザ」発給に先駆けて
当社では2017年、琴平町内に訪日外国人客向けの民間観光案内所として「ツーリストインフォメーションKotori」を開設しましたが、コロナ禍の観光客減少によって一旦リセット。昨年1月に高松市田町の当社所有建物をコワーキングスペース兼宿泊施設「Kotoriコワーキング&ホステル高松」として再始動しました。
当時世界的に「デジタルノマド」の増加が話題となっており、日本でも在留資格の制度化が検討され始めていたことから、当社では香川県でも海外のデジタルノマドや国内のリモートワーカーの拠点となる施設が必要になると考え、琴平町の金刀比羅宮参道沿いにある自社所有建物をリノベーションし、準備を進めてきました。
国内のノマドワーカーのみならず世界中のデジタルノマドたちを香川県・琴平に誘致し、彼らの情報発信や消費を通して地域経済を活性化させるべく、このほど改修工事を終えて新たな「Kotori」をオープンします。
JR琴平駅、琴電琴平駅から徒歩で10分あまり。宿泊用の客室は個室から最大10人部屋まで8室。基本宿泊料金は1人1泊3,500円から。長期滞在の場合は割引があります。専任のスタッフ(コミュニティマネージャー)が常駐しているので、気軽に何でも相談いただけます。
■デジタルノマドを誘致する理由
「デジタルノマド」は、インターネットとデジタル機器を活用して世界各国でリモートワークしながら暮らす人たちを指し、職種はIT系エンジニアやデザイナー、ユーチューバー、コンサルタントなど多岐にわたります。
先般の政府発表によると、日本のデジタルノマドビザ発給要件は、外国の公的機関や企業と契約して収入を得ている人で(1)在留・就労期間6カ月、(2)査証免除対象国、(3)年収1000万円以上、(4)民間医療保険加入者などとなっています。こうした人たちは一般的な旅行者と比べ1か所への滞在期間が長く、平均所得も高いため滞在地および周辺での消費額は一般の観光客より多い傾向があるとのことです。
「Kotori」において、多様な国・地域・職種の人々が働きながら長期滞在してもらうことで、日常生活に関わる様々な消費のほか、地元の人たちとの交流が生まれ、琴平町の地域経済にプラス効果をもたらすとともに、地域のファンやリピーターとして関係人口の創出にもつながることが期待できます。
また、外国人のみならず日本人のノマドワーカー、リモートワーカー等にとっても滞在しやすい環境の整備を行い、多様な人たちが交わる場を作ることで、新たなイノベーション創出の可能性も高まります。
■琴平町で長期滞在を可能にするための環境整備
(1)金刀比羅宮表参道エリアの改修
地域のコアエリアである金刀比羅宮の表参道エリアは近年、店舗や宿泊施設などが外観改修を進め、門前町の趣が増し、長期滞在者にも満足度が高い環境を整えています。
(2)第二のコアエリア、新町商店街地区の「地域丸ごとホテル化」事業
新町商店街周辺に複数ある空き家をゲストハウスとして再生し、コンシェルジュ機能を持つ中核拠点を中心に、宿泊施設やレストラン等を水平的にネットワーク化し「地域まるごとホテル」へと変えていくプロジェクトも進行中です。
(3)関係人口創出へ新たなコンテンツ開発
関係人口を創出するために開発したコンテンツの情報発信・UGC(消費者によって生成・発信される情報コンテンツ)の発信に取り組み、継続的な集客力強化と関係人口の創出に取り組む。ノマドワーカーの滞在者向けワークショップや情報発信なども積極的に行います。
(4)滞在日数の延長 「観光地から滞在地へ」広域連携の推進
近接エリア(三豊・三好など)と連携して回遊性を高め、広域連携地域内での滞在日数延長を目指します。
(5)デジタルノマドの聖地化/長期滞在可能な環境整備
「Kotoriコワーキング&ホステル琴平」をノマドワーカーや他施設への宿泊者にも活用いただく。単に働く場所としてだけではなく、地域コミュニティとの結節点として運営していきます。
■代表取締役 楠木泰二朗より
琴平は「一生に一度はこんぴらさん」と呼ばれる全国的な知名度も高い観光地ではありますが、瀬戸大橋開通以降、観光客数は減少傾向にあります。コロナ禍を経験し、町の事業者と共に「一生に一度ではなく、何度も訪れたくなる町」という新たなコンセプトを掲げ、ファン・リピーター・関係人口の創出に取組んでいます。具体的には日帰り・1泊ではなく中長期で滞在して頂く事で地域住民や事業者とのコミュニケーション機会を増やし、琴平で友達を作って帰って頂く事が最も重要だと考えております。
「Kotoriコワーキング&ホステル琴平」では中長期滞在可能なターゲット層として、世界3500万人・市場規模約110兆円に上り益々拡大するといわれている「デジタルノマド」に着目し、琴平を「デジタルノマドの聖地」として語られる町にすべく、官民連携して取り組んで参ります。来年には瀬戸内国際芸術祭、大阪万博なども控えていることから、多くの方々が海外から琴平に訪問・滞在していただけることを期待しています。
【会社概要】
企業名:琴平バス株式会社(高松営業所)
所在地:香川県高松市朝日町5-4-18-1F
Tel:087-823-5678
URL:https://www.kotobus.com
代表取締役:楠木泰二朗/資本金:6,000 万円/設立:昭和31年9月/主たる事業:貸切バス、高速バス、タクシー、旅行業
【お問い合わせ先】
企業名:琴平バス株式会社
TEL:090-8696-5095
MAIL:y.ishida@kotobus.com
登録者:kotobus
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