裁判所「果川市の宗教施設用途変更拒否は違法」新天地イエス教会勝訴

2025年 5月 03日(土曜日) 04:49

新天地イエス教証しの幕屋聖殿(総会長イ·マンヒ、以下新天地イエス教会)が果川市を相手に提起した「建築物台帳記載内容変更申請拒否処分取り消し訴訟」で1審勝訴した。 水原地方裁判所は24日、果川市の拒否処分を違法だと判断し、該当処分を取り消し訴訟費用も果川市が負担しろと判決した。

今回の判決は果川市が特定宗教団体の立場と政治的に下した違法で不当な行政処分に対し、司法府が憲法的原則に基づいて明確なブレーキをかけて撤退を下した事件と評価される。

新天地イエス教会は該当判決により果川市との協議を通じて礼拝再開など具体的な措置を議論していく予定だ。

新天地イエス教会は2006年、果川市別陽洞のニューコア百貨店建物9階を買収した後、「業務施設」から「文化および集会施設」に用途変更し、以後該当空間を15年以上宗教施設(教会)として使用してきた。 果川市もこれを数年間問題視しなかった。

しかし、2020年2月、新型コロナウイルス感染症の拡散当時、果川市は法的根拠なしに該当建物を任意に閉鎖した。 以後、感染症の状況が事実上終了したにもかかわらず、2023年1月に新天地イエス教会側に「文化および集会施設の用途に合わせて使用せよ」という通知をし、これに違反した場合、履行強制金を賦課すると警告した。 これは事実上、宗教活動を禁止した処分だった。

これに対し新天地イエス教会は2回にわたり建築物台帳用途を宗教施設に変更する申請をしたが、果川市は交通·安全問題、苦情、地域葛藤などを理由に全て拒否した。 しかし、裁判所はこれを全面的に棄却した。

裁判所は判決文で「建築法上、同じ施設群内の用途変更は原則的に修理しなければならず、果川市が提示した嘆願、交通、安全問題などは拒否理由になりえない」と明確に判示した。

また「多数の請願や宗教に対する否定的認識だけでは行政処分の根拠になることはできず、これは憲法が保障した宗教の自由を侵害すること」と付け加えた。

今回の判決は、果川市が特定宗教団体と一部地域の苦情の声に便乗して特定宗教の権利を剥奪した事例に対して、裁判所が違憲的要素を正した決定と評価される。

特に、政治的判断が憲法と法律の上に君臨できないということを示す判決という点で、今回の事件は単なる行政争いを越え、宗教の自由守護と行政権限の乱用問題を同時に表わした重大な司法的警告だ。

新天地イエス教会の関係者は「5年以上聖殿で礼拝ができない間、聖徒たちが体験した精神的苦痛と教会が受けた物質的被害は言葉では言い表せない」とし、「今回の判決は宗教偏向に頼った違法行政に対する司法府の断固たる撤退」と評価した。


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