維持する?平面化する?管理組合の悩みに答える無料ツール「維持vs平面化 比較シミュレーター」公開

2025年 7月 17日(木曜日) 10:14

機械式駐車場を“残すか、やめるか”を多角的に比較できる新ツールが登場!

一般社団法人リジカルシンキング(所在地:東京都千代田区、代表理事:永井和也)は、2025年7月11日、機械式駐車場の「維持」と「平面化(撤去)」を比較できるWebツール「維持vs平面化 比較シミュレーター」を公開しました。本ツールは、ランニングコスト・修繕リスク・住民満足度・資産価値などを比較しながら、マンション管理組合が最適な方向性を考えるための判断材料を提供するものです。

▶ シミュレーター利用ページ: https://ritchu.com/hikaku-simulator/

「リニューアルして使い続ける」場合と「撤去して平面化する」場合の、長期的な収支を比較できるシミュレーションツールです。現在の駐車場情報や、将来の工事計画(費用・時期など)を入力するだけで、どちらの選択が経済的に有利になるかの目安を簡単に把握できます。理事会での検討資料や、住民の皆さまへの説明資料として、ぜひご活用ください。

■ 開発の背景
機械式駐車場は、「まだ動いているから」「大規模修繕とタイミングが合わないから」といった理由で使い続けられているケースが多くあります。
しかしその一方で、維持費の高騰や修繕部品の供給停止など、将来的な不安を感じている管理組合も少なくありません。
「どちらが正しいのか?」と議論になることも多く、方向性が決まらないまま年数だけが経過していく──そんな課題に向き合うため、今回のツールが開発されました。

■ 本ツールの主な特徴
・維持と平面化の“両面”から冷静に比較できる設計
 管理費の将来負担や修繕周期の違い、運用時の負担感などを、数値と解説を交えてわかりやすく表示します。
・簡単な選択肢に答えるだけで、比較結果が自動表示
 現在の機械式駐車場の稼働状況や、理事会で想定している今後の方向性に沿って、最適な比較レポートが提示されます。
・CSV形式で結果をダウンロード可能
 出力結果はCSVで保存でき、理事会・住民説明会の資料作成に活用可能
・完全無料、登録不要で誰でも利用可能
 PC・スマホからすぐにアクセス可能。匿名で使えるため、初期検討段階でも安心して利用できます。

■ 想定される利用シーン
・管理組合の理事・修繕委員会での方向性検討
・工事の見積取得前の社内協議
・外部コンサルや施工会社との初期打ち合わせ時の材料
・総会資料や住民説明資料のたたき台 など

■ 関連ツールも同時活用可能
当法人では、機械式駐車場の構造や条件に応じて「埋戻し」「鋼製平面化」「平面化ロック工法(固定化)」の適切な工法を診断できる「解体・平面化シミュレーター」も公開しています。
今回の比較シミュレーターと併用することで、「維持か平面化か」の判断から、「どの工法を選ぶべきか」まで、段階的な検討が可能です。

▶ 解体・平面化シミュレーター: https://ritchu.com/heimenka-simulator/

■ 今後の展望
今後もリジカルシンキングでは、「管理組合の理事のシゴトを軽くする」をコンセプトに、意思決定を支える無料ツールやテンプレートを拡充してまいります。
迷いや不安を減らし、合理的な選択ができる環境づくりに貢献していきます。

■ 一般社団法人リジカルシンキングについて
「管理組合の理事のシゴトを軽くする。」をミッションに、マンションの修繕・工事・意思決定を支援するサービス・ツールを運営。
中立的立場から支援を行う「機械式駐車場の相談窓口(https://ritchu.com/)」を通じ、実務に役立つ支援を提供しています。
- 設立:2025年4月
- 所在地:東京都千代田区神田錦町3丁目21 ちよだプラットフォームスクウェア1348
- 代表理事:永井和也
- 法人サイト:https://rijical.jp/
- 相談窓口:https://ritchu.com/

【本件に関するお問い合わせ先】
一般社団法人リジカルシンキング(機械式駐車場の相談窓口)
担当:佐藤
メール:sato@rijical.jp
電話番号:090-5772-7284

登録者:rijical

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