関塚ジャパン 国内で最後の練習、宇佐美らは英で合流

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ロンドン五輪に出場する男子日本代表は15日、千葉県内に集合して国内で最後の練習を行った。欧州組のMF清武(ニュルンベルク)らがシュート練習などで約1時間半、汗を流した。大半の選手は14日にJリーグの試合があったため、宿舎のプールで調整した。
今回の合宿に参加しなかったMF宇佐美(ホッフェンハイム)とDF酒井高(シュツットガルト)は、英国で合流予定。
日本は男女とも16日未明、羽田空港から出発する。初の金メダルを目指すなでしこジャパンは16日からフランスで合宿を始め、19日(日本時間20日未明)に同国代表と強化試合を行う。パリ経由で英国入りする男子は18日にベラルーシ、21日にメキシコと練習試合に臨む。
本番強烈意識 佐々木監督勝利厳命「結果出すこと重要」
佐々木監督はパリ市内の試合会場で前日会見を行った。仮想準々決勝と位置づけている五輪前最後のテストマッチだけに「ベスト4の壁を破るにはフランスという素晴らしいチームとやって結果を出すことが重要」と勝利を厳命した。交代枠もGKだけ2人を試すがフィールドプレーヤーは五輪と同じ3人にとどめるなど本番さながらのシミュレーションを意識。「いい内容で戦ってロンドンに入りたい」と緊張感を高めた。サッカースパイク モレリア
チーム全体の仕上がりをチェックするとともに指揮官が名前を挙げたのは岩渕。「僕も皆さんも興味あると思うけれど、練習でしていることがオフィシャルのところでできるか見たい」とあらためて起用することを明言した。
【なでしこジャパンメンバー 日程】
試合後ブーイング…関塚ジャパン、攻守に課題残す
試合後に行われた壮行セレモニー。ブーイングとまばらな拍手の中、関塚監督の言葉がむなしく響いた。「初戦のスペイン戦に向け、準備して世界を倒してきたいと思いますので応援よろしくお願いします」。五輪本大会に向けて勢いをつけるはずの一戦で、ニュージーランドに引き分け。なでしこジャパンの快勝劇に沸いた会場のボルテージも一気に下がってしまった。
1点リードの後半ロスタイム、村松が自陣深くでボールを奪われ痛恨の失点。ボール支配率で大きく上回り、シュート数19対2と内容で圧倒しながら、決定力不足とミスで自滅した。試合直後のピッチでは権田が、ぼう然とする村松の胸を小突いてカツを入れる一幕も。守護神は「怒っていたわけじゃない」と説明したが、ブーイングについては「結果に対する素直な反応だと思う。“切り替えよう”で終われる試合ではない。全員が本当にヤバイと思わないといけない」と唇をかんだ。ミズノサッカースパイクイグニタス
5月のトゥーロン国際1次リーグ3試合で、大量7失点と守備陣が崩壊したことを受け、関塚監督はテコ入れに着手。オーバーエージ枠でA代表でも活躍する吉田、徳永の2人をメンバーに加えた。この試合でその新DFラインをテストする予定だったが、右膝負傷から復帰したばかりの吉田は大事を取って欠場させた。また、クラブ側との調整がつかず酒井高を招集できなかったことで、徳永をセンターバックで起用するプランも試せなかった。
試合を終えたチームは一時解散、15日に再集合して英国入りする。試合後のロッカールームで関塚監督は「次に会う時は良い顔で会おう」と選手に声を掛けた。26日の五輪初戦のスペイン戦までに組まれている試合は18日ベラルーシ戦と、21日メキシコ戦の2試合のみ。吉田を加えて連係面を再構築する必要性を考えると、残された時間は長くはない。
▼MF東 前半のチャンスで決めていたら(結果が)変わった。本番前にいい経験ができたとポジティブに考えたい。
▼DF鈴木 最後の失点の、ミスは起こり得ること。その時に後ろの選手がどうするかが大事。セットプレーを含めて2、3点は取れていていい。
【試合結果 五輪日程 五輪代表メンバー】。 サッカー クラブチーム グッズ バイエルン ミュンヘン.pdf記事提供:http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2012/07/15/kiji/K20120715003686290.html
仕上げサッカースパイク マーキュリアルによる記事