サングラスオークリー新人デザイナーの登竜門「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」に、プロとして事業活動中のデザイナーを対象とした「プロ部門」が新設された.「sunaokuwahara」の桑原直や「AGURI SAGIMORI」の鷺森アグリら多数のデザイナーを輩出してきた同コンテストは、今回の開催より主催がファッション・ウィーク推進機構から繊維ファッション産学協議会へと移管.新プログラムは、今後の活躍が期待される創業期の若手デザイナーへの支援を目的に東京都が共催している.Our Sponsor　新たに新設された「プロ部門」の対象者は、起業から3年以内で1,000万円ほど売上のある才能ある新進のファッションデザイナー.

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審査員には東京ファッションデザイナー協議会議長の大塚陽子、デザイナー皆川明、BEAMS創造研究所シニアクリエイティブディレクター南馬越一義ら豪華メンバーに加え、特別審査員として国内外で人気のセレクトショップ「Opening Ceremony（オープニングセレモニー）」のオーナー兼クリエイティブディレクター ウンベルト・レオンを迎える.創造力と独創性、事業の発展性などを基準にポートフォリオの審査を行った後、5体の実物作品をもとに審査員の前でプレゼンテーションを実施.その後各賞1名ずつの受賞デザイナーが選出され、東京都知事賞には賞状、審査員特別賞には「オープニングセレモニー」での販売権、特別賞には2011年3月より個展や合同展、ショーへの支援など最長3年間のビジネス支援が授与される予定だ.

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「新人デザイナーファッション大賞」は、1984年にオンワード樫山が創設した新人デザイナーを発掘するファッションコンテスト.27年の歴史を誇るコンテストへの参加対象者は、日本人のみならず世界の気鋭クリエイターへと年々拡大.2010年は世界52の国と地域から11,400点の応募があるなど、国際的なコンテストへと成長している.2011年より「繊維ファッション産学協議会」と「ファッション・ビジネス人材育成実行委員会」による、産・官・学の3者共同で開催されることが決定.同時に名称も「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」へと変更し、更なる人材発掘・育成に注力していくとしている.

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「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」に新設された「プロ部門」に共催している東京都は、2008年度から2010年度までの3年間、一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構とともに「若手ファッションデザイナー発掘・育成プロジェクト」を推進.世界で活躍できる若手デザイナーの輩出を目指しともに新人デザイナーの育成・ビジネス支援強化を推進している.