リスクはどこまで許容?20〜40代の“投資リスク耐性”調査

2026年 2月 20日(金曜日) 10:45

20〜40代の投資家は、どこまで価格下落に耐えられるのか。
物価高や相場変動が続く中、自身のリスク許容度をどう捉えているのかを明らかにするため、Song合同会社は全国の20〜40代投資経験者を対象に「投資リスク耐性」に関する実態調査を実施しました。本リリースでは、許容損失ライン、商品別のリスクの取り方、そしてリスク管理の実践状況について分析します。

~調査概要~
調査主体:Song合同会社
調査対象:20〜40代全国男女(現在投資をしている人、または投資経験者)
有効回答数:300人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年2月2日〜13日

~モデル世帯設定~
-ソロ・積極投資モデル
28歳・独身・都内賃貸1K・年収420万円/投資歴3年/国内外株式・投資信託・暗号資産少額/月額投資額5万円/価格変動許容:▲20%
-ファミリー・安定運用モデル
37歳・既婚・子ども1人・郊外持ち家3LDK・世帯年収750万円/投資歴5年/つみたてNISA・iDeCo・高配当株/月額投資額7万円/価格変動許容:▲10%以内

【どこまで下落に耐えられる?許容損失ラインの実態】
■ 許容できる含み損水準
許容損失ライン 割合
▲5%以内 18%
▲10%以内 34%
▲20%以内 29%
▲30%以上 19%

平均許容損失は▲17.8%、中央値は▲15%。
20代は平均▲21%、30代は▲16%、40代は▲13%と、年齢が上がるほど慎重傾向が見られました。

■ 想定外の下落で売却した経験
「想定以上の急落で売却したことがある」と回答した人は41%。
特に▲20%以上の下落局面では感情的な売却が増加する傾向が見られました。

■ リスク許容度と月額投資額の相関
許容損失が▲20%以上の層は、月額投資額平均¥63,000。
▲10%以内層は平均¥41,000。

T.M., 34, 営業「下落を前提に資金を入れているので、▲20%は想定内。その分、毎月の投資額も多めです。」
K.S., 29, ITエンジニア「急落時に焦って売った経験があり、今は▲10%で一度立ち止まるようにしています。」
Y.N., 42, 公務員「家計優先なので、大きな変動は精神的にきつい。▲10%が限界です。」

【投資商品別に見る“リスクの取り方”】
■ 商品別保有率
商品 保有率
国内株式 62%
海外株式 48%
投資信託 71%
ETF 36%
FX 22%
暗号資産 27%

■ 想定最大ドローダウン許容幅
国内株式:▲18%
海外株式:▲22%
投資信託:▲15%
ETF:▲17%
FX:▲25%
暗号資産:▲35%

価格変動幅が大きい商品ほど、保有者は高い許容度を持つ傾向が確認されました。

■ モデル世帯年間シミュレーション(元本100万円想定)
変動率 ソロモデル影響額 ファミリーモデル影響額
+10% +¥100,000 +¥100,000
▲10% ▲¥100,000 ▲¥100,000
▲20% ▲¥200,000 許容超過
▲30% ▲¥300,000 許容超過

■ ボラティリティへの心理的ストレス
「価格変動に強いストレスを感じる」と回答した割合は46%。

R.T., 31, デザイナー「暗号資産は▲30%でも想定内ですが、日々の値動きは気になります。」
H.K., 38, 会社員「投資信託中心なので急変動は少ないが、ニュースを見ると不安になります。」
M.A., 27, フリーランス「ボラティリティが高いほどリターンも期待できると思って割り切っています。」

【リスクとどう向き合う?分散・積立・現金比率の工夫】
■ 分散投資と現金比率
分散投資実施率:78%
平均現金比率:27%

現金比率が30%以上の層は、許容損失が平均▲12%と保守的傾向。

■ 積立継続年数とリスク耐性
積立歴3年以上の層は、平均許容損失▲19%。
1年未満層は▲11%と経験値が耐性向上に寄与する結果となりました。

■ 下落局面での行動
行動 割合
買い増し 32%
様子見 44%
売却 24%

■ リスク管理ルールと効果
損切りライン設定:38%
資産配分見直し頻度(年1回以上):52%

ルール設定層は「急落時の売却率」が15%と、未設定層(32%)より低い結果でした。

S.O., 40, 管理職「年1回のリバランスを徹底してから感情的な売買が減りました。」
A.I., 35, 看護師「損切りラインを決めることで安心感がある。」
K.Y., 30, 営業「下落時は自動積立を止めず、むしろ買い増しを意識しています。」

【まとめ】
20〜40代投資家の平均許容損失は▲17.8%。
若年層ほどリスク許容度は高く、投資額も多い傾向が見られました。一方で、家計責任が増す世代では▲10%以内を希望する保守的姿勢が顕著です。

リスク耐性は単なる性格ではなく、投資経験・商品選択・分散戦略・現金比率・ルール設定によって形成されることが明らかになりました。

市場の変動が続く中、自身の「許容ライン」を明確にすることこそが、長期的な資産形成の第一歩といえるでしょう。

【本件に関するお問い合わせ先】
会社名:Song合同会社
メール:info@song.co.jp
URL:https://song.co.jp/
SNS:https://vocal.media/authors/kenichimiyake
参考文献①:https://song.co.jp/fx/axiory/
参考文献②:https://song.co.jp/fx/exness/exness-deposit/exness-deposit-webmoney/

登録者:songllc

カテゴリー: プレスリリース配信
プレスリリース配信 プレスリリースの一覧 リスクはどこまで許容?20〜40代の“投資リスク耐性”調査