中里在来はとむぎ 青森 津軽 古川味噌店

2011年 11月 30日(水曜日) 16:42

ハトムギは、イネ科ジュズダマ属でインド・マレー地区の原産の一年草。
日本には江戸時代享保の頃に伝わり「ヨクイニン」の別名で親しまれ、健康の保持や美しい肌作りに役立ち、胃をいたわり栄養価も高いということで「生命と健康の草」と呼ばれていた。ものの本によれば、脱穀子実をヨクイニンと称するとある。
ハトムギにはタンパク質、カルシウム、鉄、カリウム、ビタミンB2などが豊富に含まれ、成分のコイクセライドには、肌を美しく整える効能があるという。最近の研究では、新陳代謝を促進する、という研究結果もある。

日本での栽培は、東北地方が最も多く、次いで九州、関東、中国・四国と順次している。輸入は、品質上の理由から昭和58年の12.7千トンを最高に昭和61年は 3.5千トン程度に減少している。それ故、以後国産品への依存度が高まっている。
中泊町で、ハトムギを30年近く栽培している福浦営農組合(農家数5戸)の代表塚本弘さん。今年は収穫が早く、作業の最終日にお伺いした。塚本さんが栽培しているのは「中里在来」という農水産省も認める固有の在来種。古くからある在来種で未だに栽培されているのは、日本では「中里在来」と岡山県にある「岡山在来」だけだという。

漢方や民間療法では、皮を剥いた種子をヨク苡仁(よくいにん)と呼んで薬用に用いられ、いぼ取りの効果、利尿作用、抗腫瘍作用などがあるとされる。漢方ではヨク苡仁湯などに使われる。また、ハトムギ茶やシリアル食品などにも利用される。 ハトムギエキスは皮膚に塗布すると、保湿作用、美白作用があることが知られており、基礎化粧品に配合されることも多い。
お茶にすると違います!
塚本さん曰く、風味の違いはお茶にするとよく分かるとのことで、ハトムギ茶はやっぱり「中里在来」に限るのだとか。ハトムギ茶の作り方はいたって簡単。炒った殻つきのハトムギ30グラムを1リットルの水に入れ、沸騰するまで強火にし、その後はやや弱火にして30分くらい煎じるだけ。それを一日数回に分けて飲むと肌のトラブルだけでなく、リウマチや神経痛もよいのだそうです。
店舗情報
ショップ名 古川味噌店
販売責任者 古川 史統
所在地 037-0305 青森県 北津軽郡中泊町 中里 字亀山542
電話番号 0173-57-2009
FAX番号 0173-57-2722
メールアドレス info@kogawamisoten.com
ホームページ http://www.kogawamisoten.com
取扱商品 味噌、漬物、はとむぎ製品

登録者:kogawamiso

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