ワイズは、湘南で自然素材を使いモダン建築の家づくりをしています

2013年 7月 28日(日曜日) 17:21

ワイズのかたち

建築計画を行う際「どの様な家を必要としているか?」のご要望からはじまります。デザイン・ローコスト・エコ・性能(耐震、耐環境など)等、色々なご希望、こだわりがあると思います。しかし、物事には必ず一長一短があり、 全てを兼ね備える事は現実的には困難で、仮に全てを兼ねている建物があったとしても、それが『良い家』にはなりません。私たちが提案する「良い家」とは、ご家族の皆様のライフスタイルにあった建物だと考えています。




ワイズの主催するワークショップ 
湘南村~ものづくり工房

湘南村は業種や職種の壁を越えて各分野の専門家が集い、身近に土や木などの自然素材にふれながら、楽しく遊びながら学んで頂きたいとの想いから誕生しました。

土・木・石などの自然の力でつくられた素材は、太古の昔から人々の生活に密着してきました。
田畑に土が必要なのはもちろんのこと、家の壁・便器・瓦や化粧品としても使われてきました。木は家の大事な構造部である柱・梁で使われ、また火をおこす為の燃料などととしても広く使われ、これらは私たち人間にとって生きていく上で必要不可欠な存在なのです。
こうして、現在も古くから伝わる自然素材を使って家づくりを行っている工務店と、土や木の専門家である職人達が集い、自然素材をより身近に感じ、“ものづくり”を学んで頂きたいとの想いから『ものづくり工房 湘南村』が誕生しました。
地元産の土や木を使った工作から、これからの家づくりや生活に役立つセミナーまで、老若男女問わず、楽しみながら学べる場として“活かせるワークショップ”を提案していきます。

高度経済成長期以降、日本の家づくりは効率重視の『安く』『早く』『簡単に』を優先した“新建材”が多く使われ、“高気密”をうたった“呼吸しない家”がつくられるようになりました。効率性や施工性を上げるために材料に使われた化学物質は、呼吸出来ない家の中でそこに住む人々の健康を害し、シックハウスなど新築病が年々増加し、問題視されるようになりました。
工業製品は、つくられたその時が一番強く、その後経年変化により速度こそ異なるものの、耐久性は確実に劣っていきます。費用のかかるメンテナンスや、製造過程にもコストが必要となり、広い目で見ると『本当のエコ』とは言えないのが現実です。
定期的に修理・手入れを施し、数百年、数千年経った今も現存している神社や寺には、作り手の思いや、受け継がれるべきものづくりの知恵がたくさん活きているのです。
近年では、本来の自然素材として工業製品には真似の出来ない程の優れた性能が研究で発表されるなど、化学物質を含まない自然素材が家づくりの建材として再び注目されつつあります。
しかし、新建材が浸透してしまった現代の日本では、建築の専門家でさえも“本物の自然素材”に対する知識や技術力が薄れ、素材の性質や使い方を明確に判断出来ず、結果『使わない。使えない。』素材となってしまっているのです。
日本に生きてきた“先人の知恵”を守っていきたい。伝えていきたい。そしてその“良さ”を知ってほしい。そんな思いを持った湘南村のスタッフは今現在の家づくりや日常にも自然素材を感じられるよう、たくさん学び活動しています。技術だけでなく、知識もある本物の専門家が多く集まっています。
例えば、本来の自然素材に接着剤等を配合し、含有率5~20%で、漆喰・珪藻土として販売しているメーカーが多々存在します。多孔質が最大の特徴にも関わらず、バリエーションを増やし技量もいらないという、施工者側の一方的な都合で、化学樹脂によりその多孔質を埋め、自然素材の本当の効果を妨げ、住む人の健康や本来の性能は無視されているという事実。メーカーのものであれば安心、と、この現状を知らないユーザーがほとんどです。
“本物”の、“本当”の素材とは何なのか?今こそ、つくり手も住まい手も、改めて先人の知恵に触れ、学び、考え、伝えていく時代なのかも知れません。

登録者:ysyama

カテゴリー: プレスリリース配信
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