「三陸国際芸術祭2017」公式サイト オープン 〜営みから、アートへ。〜

2017年 5月 24日(水曜日) 10:02

2017年の開催を前に、より多くの方に知っていただくため、「三陸国際芸術祭2017」公式WEBサイトを5月3日(水・祝)にオープンいたしました。
三陸国際芸術祭が三陸の地で生まれた経緯、コンセプトに加え、2017年の開催概要を随時公開していきます。
また、三陸国際芸術祭の背景にある、三陸の営み、今の三陸を伝える様々なコンテンツも掲載しています。
これを見れば、今年の三陸国際芸術祭、今の三陸がわかります。

◆ 三陸国際芸術祭とは
三陸国際芸術祭は、2014年から、東日本大震災の被災地である三陸沿岸地域で開催され、今年で4回を迎えます。
三陸沿岸は、世界でも類を見ない芸能の宝庫です。この土地で、遠い昔から継承され、守られてきた郷土芸能。
三陸国際芸術祭は、その魅力の発信と世界の芸能との交流を目的に始まりました。
また、2020年のオリンピアードの機会を活用し、日本における文化的祭典の中核事業として、芸術祭の成果を広く国内外に発信し、2021年以降、三陸沿岸が芸能特区となり、文化的国際交流促進を果たすことを目標としています。

3回の開催を通して、国内外から多数の郷土芸能団体が三陸に集結し、交流を通して芸能の発展に寄与してきました。
過去の出演者からは、
「それぞれの芸能には歴史や文化を感じる演舞ばかりだった。その土地のコミュニティづくりに芸能は欠かすことのできない重要な役割を果たしていると感じた。」
「他団体との意見交換を通して、芸能の奥深さ、スピリットなど多くを学ぶことができた」
また、見に来られた方からは、
「日本人である自分が鹿踊や虎舞という芸能を今まで知らなかったことを恥じたと同時に、大変感動し、この感動をより多くの方に伝えたいと思った」
「東北の虎舞と海外の虎舞や沖縄の獅子舞を同時に見られ、文化的なつながりの広さを感じられた」
といった声をいただきました。

◆ 三陸国際芸術祭2017について
三陸国際芸術祭のメイン会場となる大船渡市では、2017年、被災した町のまちびらき(2011年の津波により流された町並みの再興)が行なわれました。
三陸国際芸術祭のメイン会場は、このまちびらきした町である、大船渡駅周辺地区となります。震災後、郷土芸能は人々の生きる力となり、コミュニティをつなぐ力となっていました。新しい町での開催を通して、より深く人々の生活に根ざし、そこから新たに拡がっていく芸能・アートを世界に発信していきます。
本年の三陸国際芸術祭は、この大船渡での開催から始まり、8月19日の三陸の最北端・八戸市の種差海岸での開催で締めくくります。

三陸国際芸術祭217 開催日程
・8月5日(土)〜13日(日) 三陸国際芸術祭 in キャッセン大船渡(岩手県大船渡市)
(メインステージ 8月11日、12日)
・8月16日(水) 三陸国際芸術祭 in 三陸港まつり(岩手県大船渡市)
・8月19日(土) 三陸国際芸術祭 in 八戸種差海岸(青森県八戸市)


◆ 三陸国際芸術祭2017 公式サイト

URL:http://sanfes.com/

コンテンツ内容:
[コンセプト] 2017年テーマ / 過去の開催概要
[アーティスト] 2017年出演団体・アーティスト一覧
[コラム] 三陸国際芸術祭に関わるコラム
[イベント] 開催予定イベント一覧
[アクセス] 各地から会場までのアクセス情報
[Sanriku Asian Network Project] 東北とアジアを芸能でつなぐプロジェクト
[三陸国際芸術祭Movie] 三陸国際芸術祭に関する動画チャンネル
[さんりぐを知る] 三陸地方の営みがわかる連載マンガ(3の付く日に更新)
[三鉄の車窓から] 三陸地域の営みがわかるWEB番組

閲覧可能端末:
PC / タブレット端末 / スマートフォン

◆ 問い合わせ先
三陸国際芸術祭事務局
岩手県大船渡市盛町字木町6-4(新・三陸自治会館“ば”内)
0192-47-5123
info@sanfes.com

登録者:sanfes2021

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