アドダイス、愛媛県において 牛の転倒事故死をAIで検知・防止する取り組みを実施! ~独自のAIソリューションで畜産業の生産性向上に貢献

2024年 3月 19日(火曜日) 11:50

株式会社アドダイス(本社・東京都台東区、代表取締役CEO 伊東大輔)は、2024年3月19日(火)、愛媛県において牧場運営等を営む株式会社ゆうぼく(本社・愛媛県西予市、代表取締役 岡崎晋也)の畜舎において、AIを活用した自動監視および牛の事故削減ソリューションを提供していることを発表します。本プロジェクトは、愛媛県のデジタル実装加速化プロジェクト「TRY ANGLE EHIME(トライアングル愛媛)」の一環として実施されています。


PRtimes掲載本プレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000056652.html


1.畜産業が抱える課題「牛の転倒事故死」

畜産業が抱える課題のひとつに、牛の転倒事故死があります。体調不良などで転倒した牛が自力で起き上がれない場合、放置すると腹部にガスがたまり数時間で死に至る危険があります。

転倒の発生確率は約1~2%。転倒に気づかず牛が死に至ると、一頭あたり数10万から100万円の損失となります。転倒は24時間起こる可能性がありますが、数百頭の牛を休日夜間問わず人の目で見守ることは難しく、畜産業にとって大きな負担になっています。

愛媛県西予市で牧場経営、肉加工品の製造・販売等を手掛ける株式会社ゆうぼく様は、この課題をテクノロジーで解決すべく、2022年10月より愛媛県のデジタル実装加速化プロジェクト「TRY ANGLE EHIME」の支援を受け、アドダイスのAIによる牛の事故死防止ソリューションを試験的に導入し、実証実験を行っています。


2.AIで転倒を早期発見、アラートで事故死を回避

ゆうぼく様では、畜舎内の各所に牛を見守るIoTカメラを設置。数分間隔で牛の画像データをサーバーに送信し、アドダイスのAIプラットフォームで画像の解析とリスク分析を行います。

そしてAIが牛の転倒を検知すると、ただちにスタッフのスマートフォンなどにアラートを発報しますので、現場にすみやかに駆けつけることができ、事故死の回避が可能になります。


3.独自の特許技術に基づく「自律型AI」で実現

1)稼働しながらAIモデルをアップデート
自律型AIは、稼働しながら、収集したデータから再学習する特許技術によりAIモデルをアップデートします。日々収集するデータから、牛の行動パターンや姿勢を繰り返し再学習しますので、転倒事故につながる行動や姿勢を検知する精度が向上します。

2)レトロフィットなAI
アドダイスの自律型AIは、新たなサーバー等の導入やデータサイエンティストなどAI専門家は不要です。ゆうぼく様においても、現場のスタッフの方だけで導入、運用いただいております。自律型AIは、既存の設備・施設を活かして「あとづけ」できるレトロフィットなAIです。
※必要な設備はお客様により異なります。

アドダイスは今後も、SoLoMoN(R) Technologyに基づくAIソリューションを通じて、畜産業はじめ農業、製造業、施設管理業など多様な産業分野における生産性向上、カーボンニュートラル推進などWell-beingな社会の実現に取り組んで参ります。

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社アドダイス
メール:press@ad-dice.com
お問い合わせフォーム:https://ad-dice.com/contact/
携帯電話番号 090-5524-0663(伊東大輔)

登録者:addice

カテゴリー: プレスリリース配信 タグ: AI | 農業
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