キーワード選びのコツを教えてください。

SEO対策を行う場合、キーワードの選定はとても重要な作業となります。検索ユーザーが、どのようなキーワードで検索するのかを、あらかじめ想定する必要があります。

例えば、あなたの運営するホームページが、「ダイエット」に関する情報や商品を扱う内容であれば、「ダイエット」というキーワードでSEO対策を行えば、かなりの集客を見込めるでしょう。しかし、肥満に悩む誰もが検索対象とするこの「ダイエット」というキーワードは、別名、ビックキーワードとも呼ばれ、競争率が高く、検索結果の上位を獲得することは、容易なことではありません。どのようなキーワードであれば、検索結果の上位に表示されやすく、自社にとってメリットがあるかを考えなければいけないのです。


■キーワードを細分化する

例えばYahoo!で「スポーツ用品」を検索すると、およそ2100万件が検索されます。
このビックキーワードで1位を獲得するのは容易でないことは明確です。

そこで、スポーツにも様々な分野が存在するので、細分化します。
つまり、ビックキーワードを、ミドルキーワードに設定します。

「スポーツ用品 野球」
「スポーツ用品 サッカー」
「スポーツ用品 テニス」

しかし、検索ユーザーが探している商品は多岐に渡るので、更に細分化していきます。
つまり、ミドルキーワードを、スモールキーワードに設定していきます。

「スポーツ用品 野球 バット」
「スポーツ用品 サッカー スパイク」
「スポーツ用品 テニス ラケット」

先程の「スポーツ用品」というビックキーワードに比べ、上記のスモールキーワードに設定することで、断然、上位表示を狙い易くなりました。
ショップで対応している商品にマッチしたキーワードをかけ合わせ、上位表示させるようにすると、ユーザーのニーズにマッチした、質の高いマーケティングが可能です。


■言葉の種類を考える

例えばペットショップの場合、「いぬ」「イヌ」「犬」などの様々な言葉で検索されることが予想されます。
大袈裟に言ってしまえば「ドッグ」などの英語もそうです。
まず英語で検索する日本人ユーザーは少ないと考えられますが、逆に検索されたときに上位を獲得できるチャンスは大きくなります。


■店舗の場合は地域名を入れる

例えば大阪でイタリアンレストランを営むお店の場合、「パスタ」で検索上位表示されても、その検索したユーザーが東京の人では意味がありません。地域に密着しているサービスや店舗である場合は、かならず地域を示すキーワードを含めるようにしましょう。


■季節で変動するキーワード

父の日、母の日、お歳暮、クリスマス、入学祝いなど、記念日にあたる商品は、サイトの購入率が高くなります。商品やサービスが、季節によって変動する場合は、かならず季節に関するキーワードを含めましょう。